

日記を読んでくれた友人達から、「読んだよ。解りやすいね、 ご紹介ありがとう 」「読んでみるよ」「 畑村さんの本、明快で面白いですね」 などのメールが数通も届く。『 みる わかる 伝える(畑村洋太郎)講談社』
伝える中身は知識。その 知識とは、人から人へ、組織から組織へ、学問上の知識だけでなく、技術、仕事のやり方、ものの考え方といった幅広い意味での知識。
この機会に、NSS開発のきっかけとなった心の仕組み(概念をモデル化する)と畑村さんの解説(みる わかる 伝える)をマージし、「伝える」ことにする。わかりやすく伝わってくれれば良いのだが・・・
NSSは、「みる わかる 伝える」仕組みを具現化したツールである。
「みる」観点、「わかる」ための意味を規定するパラグラフ(文脈)、知識を構造化・体系化する文書構文。NSSは、「文書構文」を 理解の壁(透明の壁(共通認識)) として個人と組織の対話を実現し、知識共有、知識創造を可能にする。
仕事の見える化について議論をしたいとお声がけいただき、関空経由でお客様を訪ねる。昨年下期から稼動した課題解決システムに登録される気づきの情報が確実に増えている。
この情報から更なる気づきを得るために 「整理・分類・分析」、そして「引き出し」の仕組みが必要・・・。登録された1件の気づきがどのようなプロセスで改善・措置されたか、そのノウハウを活用し、その結果生み出した効果を見える化したい。これまで「気づき」に取り組んできた現場は更なる改善の必要性に「気づき」、新たな活動が始まっている。現場が主体的に取り組み開発してきたシステム。だから「考える現場」への意識変革を生み出している。一足飛びの成果を期待せずに、考える現場、主体的に仕事する現場に生産革新を期待し任せる企業文化に経営層の思いに敬服している。
帰り際に見せていただいた生産革新研究会のレポート<化学/プロセス産業における革新的生産システムの構築>を“新幹線で読ませてください”と 強引にお借りする。お客様の課題解決の参考にしたいと、朱線を引いた箇所を抜書きする。
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<これまでの改善活動>経営層主導による外部コンサルタントの活用でコンサルに過度に依存するあまり、短期間で一定の効果が得られた段階で改善の取り組みが終了、改善が一過性で終わる。改善活動の結果としてERPを導入した企業は、効率化どころか現場作業の負担を増大させる事例も散見。情報が経営層にうまく活用されているか不明瞭。
製品革新、プロセス革新、生産革新。「生産革新」とは、製造現場で働く人の意思決定や介入操作に着目したところに「プロダクトイノベーション(生産革新)」の特徴がある。生産活動における 人の役割 に着目したアプローチ。
<生産現場が自らの手で・・・>生産革新とは外部から動機を与えられて行なうものではなく、改善をしなければならないという現状に自らが気づき、現状否定を行い、何をすれば改善するのかということを認識し、自ら生産革新が必要であると確認することが重要である。自らが必要性を感じている改革であれば、改革の成果を得るために自分達の問題として取り組み、活動として継続することが可能となる。 現場を良く知る者が主体的に取り組む改革でなければ、実態に即した改革につながらない 。
ムダ・ロスの徹底排除、 用語・表示の統一はあたり前(=NSSの基本概念だ) 、共通言語は、部門相互間のデータ伝達や意思疎通を図るためにも必要であり、標準化の前提条件。標準化が終わると、工場における製品生産に必要・十分な業務とは何か、業務遂行を支える情報にはどのようなものがあるか、情報処理及び判断のプロセスは何によるべきかが明らかになる。
5月2日大安、 吉祥宿にてよろずよし、太陽の光がすみずみまで照らす吉事善事に大吉、建築、移転などすべて吉、今日の良き日も又心に書き留める。
明日は、何0年ぶりかで明治神宮へ詣でることにしている・・・・・