NO.15
2004年10月7日
「上司は思いつきでものをいう(集英社刊)」の著者 "橋本 治さん"が
「わからないという方法=集英社新書」で、「正解のない時代」を、爽快に解説しておられる。
橋本さんの作品を手にするたびに爽快感に浸れる。
<著作からの抜粋>
『二十世紀は、"正解がある"と信じられていた時代である。だから、"私はその正解を学習しマスターした"と信じる人たちが"知識人"をやっている。"知識人"をやっている人たちにとって、「わかっている」は当然のことで、それに対して"わからないという人間はバカなのである。わからないと思って自分独自の思考法でものを考えると、「なんだそれは?」と怒られるか、へんな顔をされる。それは、神聖なる「正解」の有効性信じる人達にとって、不真面目で不愉快で許しがたい行為なのである。』・・・と。
私は知識人を目標としなかった、、、私の目標は、「生涯職人」をまっとうすることだった。それは、「現場に生きる悦びをわかっているつもり」だからであり、それを深く味わいたいからである。
私は、この10年間「現場志向ナレッジメント実践の技術」を提唱する中で、「解」は現場に在り、現場ごとに異なる。「解は多解の時代」であると主張してきた。特に、現場を卒業し現場から遠く離れた管理者が、過去の経験を元に「解」を判断し押し付けるべきではないと・・・。現場を担う現役の社員一人一人が考え行動・判断して「解」を出すことが社員の悦びであり企業の活力だ・・・と。