NO.145
2006年3月12日
私たちは、この世に「生」を受けてこの世を旅たつまでに、何度も生まれ変わることができる。智慧ある人間の特権だ。蝶は卵から幼虫へ、そして蛹から成虫へと輪廻転生(完全変体)するが、彼らの生まれ変わりは、自分の意志ではなく万物の創造主の業である。だが、私たち人間種は、自分の強靭な意志で生まれ変わることができる。この週末が開けると私にとって3度目の生まれ変わりが待っているような予感がする。生まれ変わりは、得体の知れない「自分」への挑戦であり、「自分」に勝つことができれば、新たな「いのち」を、享受できる。これまでの「自分」との別離を惜しむように、「自分」の生みの親である"万物の創造主"が、近くの浜辺へといざなってくれる。
玄界灘も春の兆しで、海面も白銀に煌めき、白波も心地よい唸り声をあげ、この物憂い気持ちとハーモニーしてくれる・・・
夏は海水浴客で賑う海岸も、今の季節はウインドサーフィンの愛好家が、風と波を巧みに操りこの季節を楽しんでいる。
何気なく店の名前が気になった近くの喫茶店に入る・・・"CafedeBoCCo"という店だ。
二人席が一つだけ空いており、そこに案内してくれる。
後から、後から、二人ずれが入ってくる。その度に、お店の方に申し訳ない気持ちだ。
店内の何気ない飾りつけが、そとの風景と調和して語りかけてくるので写真にする。 久しぶりに時間と空間を楽しむ自分に気づき、しばし心地よい気持ちに浸る。
野菜たっぷりのピザとコーヒーをいただき、帰り際に店名の由来を訊ねると、爽やかな女性店主が、"ひなたぼっこ"のBoCCoなのですよ!と爽やかな笑顔で教えてくれた。「美味しかったですよ、ごちそうさまでした」と、爽やかな気分で浜辺へ戻る・・・
心づくしいっぱいのお店に"ありがとう"の気持ちをいっぱい込めて日記にする。 さあ、明日は札幌から新しい"いのち"のスタートだ!